鉄筋爆裂欠損補修

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作業工程(例1)

(現場:京王永山駅 夜間作業)

 マンションやビルなどで多く採用されているコンクリート造の内部は鉄筋を配置することで強度を高めています。経年の劣化などによりコンクリートのひび割れ等から水分が侵入し内部の鉄筋が錆びることで膨張し、コンクリートが押し出される現象のことを「鉄筋爆裂」いいます。「爆裂=爆発」ではありません。
 鉄筋爆裂を放置するとその箇所から雨水や空気が入り込み漏水が発生したり、強度や耐久性の低下に加え剥落の危険があるため、早急な補修を行う必要があります。
 鉄筋爆裂の補修は、欠損部のコンクリートや鉄筋の錆を除去し、防錆処理の上モルタルで補修します。大規模修繕工事では、下地補修工事の一つとして塗装工事や防水工事を行う前に鉄筋爆裂補修を行います。

作業工程(例2)

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